ウォーターサーバーとは、筒状の容器（貯水タンク）にろ過された水（ボトルドウォーター）やミネラルウォーターを入れたものを上部等に設置し、飲料や料理としての用途で汲み出す機器をいいます。

ウォーターサーバーは、水の入った容器が空になる度に、その空の容器と新しい容器とを交換しながら使い続けます。水は一本約１０～１２リットルのボトルで約１,０００円～１,５００円ほどします。）

電気を使い、お湯、冷水がサーバーより出るので便利な面も多くありますがさまざまな問題点も山済みのようです。

ウォーターサーバーの問題点

１.ボトルの水がボトルドウォーターなのかミネラルウォーターなのか調べることが大切です。

水道水、地下水をＲＯ膜（逆浸透膜）でろ過し、それにミネラル類をブレンドして調整してつくった水（表示ボトルドウォーター）、原水がミネラルを含んだ鉱水でありそれを処理してつくった水（ミネラルウォーター）なのかということを調べておくと良いでしょう。両者とも飲用適合の安全な水には変わりありませんが、人工的な水と自然な水との違いはあります。

2.コスト管理に注意が必要です。

一本１２Lで１,２００円（宅配料、送料無料）などの広告を見ると安そうと感じますが、月でコスト計算すると１日３Lの飲用で１ヶ月９０L消費して約９,０００円、サーバーレンタル料が月約１,０００円（無料のところもある）電気代１月約７００円ほどかかります。１年のコストとなると１０,７００円×１２ヵ月で１２万８,４００円もの出費となります。

3.サーバーのメンテナンス（衛生面）

ボトル水容器は使用する度にボコッボコッと空気中の浮遊菌が混入繁殖。フィルム水容器でも水容器取外しの時にはボコッと空気が混入し細菌汚染が懸念されます。機械の定期的なメンテナンスが必要です。

３．異臭問題

リサイクルで使用されているボトルの臭い（洗浄液）の臭いが問題になることもあります。

２０１６年４月２１日の国民生活センターの発表によると異臭の原因はジクロロフェノール類とクレゾール類で微量に検出されたというみとです。

最新モデルではUVで殺菌する機種や空気がはいらないように使い捨てのソフトボトルも出てきております。

また水道水に直結して使う機種も増えてきましたが、電気代と環境のことを考えれば２４時間電気を使いつづけるのは疑問ですね。

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